「お兄ちゃん、いまのは、中国語やったな。」
「お母さん、あれは、なに語? 中国語じゃなかった。英語でもない。」
大阪の街中を歩いているときや、空港のレストランで食事をしている時など、子どもたちの耳は、すばやく色々な言語をキャッチします。特に、中国語、英語には敏感です。
京田辺シュタイナー学校では、1年生から外国語専科が2教科あります。
英語と中国語です。
英語も中国語もそれぞれの言語で詩を唱えたり、歌を歌ったりしていて、家に帰ってきても口ずさむことがあります。
中国語は1、2年生では、授業の中で劇をします。1年生の時には「大きなかぶ」のお話をそれぞれ役を決めて、台詞を中国語で言って劇をしました。誰がどの役をやった、と楽しそうに話をしてくれる様子は、こちらも心が和みます。
低学年のうちから、他言語を楽しみながら学んでいけることは、他国の人々との距離をも縮めてくれることだろうと思います。
:y…k: