この夏は例年以上の猛暑でしたね。
9月に入っても暑さは続き、
わたしたちの学校のある京田辺市は、
一番気温の高い土地として、
何度もニュースに登場しました。
とにかく暑く、6年生までは
午後まで授業のある通常授業に入る日が、
数日延期されるほどでした。
子どもたちが学ぶ教室にエアコンはありません。
保護者有志が廃品回収でこつこつ集めたお金で購入した
扇風機がわずかに涼を送るのみ、です。
教室の中は、子どもたちの熱気と、
夏の暑さで「むっとする」状態になります。
うちわ、せんす、水筒、タオルの持参は欠かせません。
京田辺シュタイナー学校は、「日本一暑い学校」です。
と、同時に、教員たち、子どもたち、保護者たちが
学校に寄せる思いもまた「日本一熱い」と言えるかもしれません。
例えば、どんなふうに熱いかというと…
7月の初め、教員有志と保護者有志で
「学校に芝生を!」との思いから、「芝生カンパ」を募りました。
そこで集まったお金で、教室を囲む校庭に、
教員有志、保護者有志、そして子どもたち有志が、
夏の1日、汗だくになって芝生を植えました。
雨の少なかったこの夏でしたが、
水やり当番をつのり、
水玉模様のように植えられた芝生に
毎日の水やりを欠かしませんでした。
校庭に芝生が根付くようにと、
外遊びが大好きな子どもたちも、
養生中の芝生を踏まないようにしてきました。
はてさて、芝生は根付いたのでしょうか。
気になる方は、ぜひ来る17日の
「秋祭り&バザー」にお越しください。
日本で一番“熱い”学校が皆様をお待ちしています。
k/k
*気象庁は9月30日、京田辺市の9月の観測史上最高気温
39・9度は統計から外すと発表しました。
実際より1.4度ほど高く計測されていたということです。
だとしても、とにかく今年の京田辺の暑さはすごかった!