7年生の学年会に出席しました。
学年会とは、保護者と担任による各学年の集まりです。
京田辺シュタイナー学校では、全ての学年で、一ヶ月~二ヶ月に一度、学年ごとにこのような集まりを持ちます。各学年1クラスですから、クラスでの子どもの様子を、保護者と教員が共有する場になります。
この日の学年会では、最初に、今学期7年生で学んだ数学の正負の数をリズムで体験しました。
なんとまあ、身体と頭を一致させて動かすって難しいことなんでしょう!
子どもたち、すごい!と感嘆の声がでて、緊張がほどけてます。
そして、輪になって腰かけると、エポック授業(メインの授業)について、7年生の学んでいる世界地理が、いままでの学びとどのように繋がってきたのか、エポックノートを見ながら先生の説明を聴きました。
エポック授業は、子どもの成長に合わせた内容ですので、この時期の子どもの在り方と密接にかかわっています。そのため、次第に話しは、この時期の子どもたちについて、子どもたちの生活の様子、クラスで起こった出来事、個々の子どもたちの様子に移って行きました。
あっというまに時間は過ぎ、この日は、最後に数分ずつ、それぞれの家庭での様子を分かち合いました。数分ですので個々の子どもの家庭での様子は一端しかわかりません。が、全員の話しを聞いてみると、共通する出来事や課題がたくさん出て来ました。
二時間ほどの学年会でしたが、子どもたちの今が、立体的に浮かび上がって来るひとときとなりました。
長い人生の中での「今」のきらめきが愛おしく感じられ、夏休みを目前に、気持ちが新たになりました。
S.T