12年生の卒業に寄せて

 
毎年、1年生と12年生の教室は隣同士なので、何かと交流する機会が多く、今年1年生になった次男のクラスの子ども達も、12年生のお兄さんお姉さんが大好きです。

3学期はじめに近所の神社に初詣に行った時には、手をつないで一緒に歩いてもらったり、教室で一緒にお弁当を食べてもらったり。1年生の教室の前を通るときに、わざと面白い歌を歌いながら通りすぎる12年生の男の子が、1年生の女の子達に人気だったという話も聞きました。勉強や、卒業演劇、卒業プロジェクトなどで忙しい12年生も、1年生との交流によって、癒されていたようです。
小学校1年生と高校3年生が交流し、親睦を深めるというのもここ京田辺シュタイナー学校の魅力の一つではないか、と私は思っています。

そんな12年生は、この3月2日に卒業していきました。
1年生も登校し、卒業セレモニーの後に「卒業おめでとうございます」の言葉と、花束をプレゼントしました。1年生を見る12年生の眼差しはとても優しくて、心温まりました。

毎年12年生を見送る時はちょっぴり寂しいのですが、充実した学校生活を送ったという満足感でいっぱいの彼ら、彼女らを見ていると、新しい世界へ羽ばたいて行くことへのエールを送りたいと
思いました。

n.m.

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