京田辺シュタイナー学校には、その年度の最後に子どもたちの学びの様子を発表する「年例祭」という行事があります。
今年は、息子が高等部に入って初めての年例祭になります。
高等部(9年~12年)には「選択授業」という科目があり、オイリュトミー・美術・書道・コーラス・弦楽器・管楽器のなかから希望する教科を選択し、週に1回学んでいます。年例祭ではその選択授業の様子を発表します。
さて息子は今年、オイリュトミーを選択しました。選択クラス全員で発表するのは音楽オイリュトミー(音楽に合わせて行うオイリュトミー)です。クラスメンバーは9年から12年までの男女7名ずつの14名。
息子に「どんな曲するの?」と聞いたところ「ファランドール!」という返事。メロディーを口ずさんでくれました。おぉ、聞いたことのあるメロディー、勇ましいその曲の作曲者はビゼーだそうです。
どれくらい進んでいるのかな?と思いながら「今どんなことやってるの?」と聞いてみると、「う~んこんな感じ、まだ全然なんやけど」といいながら少し動いてみてくれました。うーむ、確かに前途多難そう・・・。
しかし毎年の年例祭で選択オイリュトミークラスの生徒たちは、「本番に強い」という京田辺シュタイナー学校生の特徴をいかんなく発揮し、素敵なオイリュトミーを見せてくれています。きっと息子もその伝統を受け継いでいるはず・・・。
とにもかくにも白いオイリュトミードレスにシュライヤー(オイリュトミードレスの上につける薄い布)をまとった生徒たちが、美しいファランドールを演じてくれることを楽しみにしつつ、3月の年例祭を待っているところです。
k/k