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夏期講座「大人が体験できるシュタイナー学校」 ご報告 無事終了のご報告とお礼ご報告 | 

7月16日(土)から18日(月・祝)までの3日間の日程で行われました夏期講座「大人が体験できるシュタイナー学校」、お陰さまで無事に終了いたしました。
今回は1年生「かず」2日間コース、3日間コースとして6年生「物理学」と芸術の2コースを開講し、58名の受講生の皆さまと共に学びを深めることができました。

ご参加くださった皆さま、お心を寄せて下さったすべての皆さま、本当にありがとうございました。

 

各コース受講生の声 アンケートより

 【Aコース】
メインレッスン(1年生「かず」)  担当:上保ゆかり先生

    • 一般の学校では、ただ数字を覚え、ただ足し算を覚え、引き算を覚え…本当にただ覚えるだけで終ってしまうことが、1つの数字に対して、深く、そして身体に染み込ませることだ、とても素敵に感じました。数字を読めて書けることが当たり前になっていても、一つ一つとじっくり向き合うことは日常的にも少ないので、大人対象の授業にも学べる良い機会だと感じました。

そのときそのときを大切にする時間が流れていた。自分があって、相手と自分、そしてみんなと自分。それぞれが尊重されて、その関係をみつめていく、今の生活でうすれてきてしまっている大切なことに改めてふれる時間。先生のお姿、声、表情につつまれるあたたかな空間でした。

 

専科1(1年生手仕事) 担当:上保ゆかり先生

    • あみ棒をつくるところから始めるとは思わなかったので、びっくりしました。こどもたちは自分でつくることですごく愛着もわき、大切にあつかうでしょうし、たった一つの自分のものとすること、どんなものでも大切にあつかうことの大切さや、また内面を整えることができるのだなと思いました。

 

専科2(1年生オイリュトミー)  担当:鈴木智子先生

  • オイリュトミーをはじめて体験しました!思っていたよりも、ずっとアクティブでおどろきました。でも言葉やリズムにあわせて体をうごかすことって、こんなに楽しいんだなと気づきました。

 

【Bコース】
メインレッスン(6年生「物理学」) 担当:若林伸吉先生

    • こんなにも身近に当たり前にある光と闇であるはずなのに、40年近く生きてきてこんなにも新しい発見があるとは思いもしませんでした。またこの学びがただの知識として与えられるだけでなく、この先の人生を生きていくための励ましや力となりました。
    • 音の世界、光と闇の世界、色の世界、動の世界、その世界と出会う、出会い直す時間でした。身近なものを使って実験できることがより再発見の喜びを感じさせました。ろうそくの灯をにぎりしめる、灯りを手わたす、色を発見する、そんな授業の中の実験行為ひとつひとつが隠喩として私自身にせまり、励ますような美しく、感動のある時間でした。大人が受けても子どもが受けても心の中に灯が灯るような授業。大切なものは人間にとって同じなんだなと感じました。
    • 実際に体験できる“実験”がたくさんで、本当に驚きと喜びの連続でした。一般の教科書に沿って進む授業と全然違い、いつの間にか本当に引き込まれ、声を上げて子供の様にびっくりしながら嬉しくなりながらも、深く感じられる授業でした。苦手意識や食わず嫌いになんてなりようのない授業でびっくりです。この心に深く刻まれた体験が、世界や大人に対する信頼になるんだと実感できました。本当に実際受けてみてよかったです。この体験は大人の私にも心の中でキラキラ光る宝物になりました。

 

専科1(6年生オイリュトミー)  担当:鈴木智子先生

    • オイリュトミーって何だろうと、良くわからないまま参加させていただいて、定義うんぬんではなく、他の皆さんを周りに感じながら自分の動きを動いてみてとても面白かったですし、他のグループの方の動きを見てもその動きや流れが美しいなぁと感じました。

 

専科2(6年生美術(白黒線描))  担当:中村真理子先生

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    • 白黒で描くというのは、初めての体験でしたが、こうして立体ができ、風景ができるというのは驚きでした。とてもていねいに順をふんでいくとできる、ということの大切さも学びました。
    • 白と黒、光と闇を描くなかで、球があらわれたことに本当に驚きました。こんな闇が何になるのだろうとおもっていても、そこでこそ生まれつつあるものが確かにある、そんな絵にどれほど勇気づけられることでしょうか。

 

【Cコース】
芸術コース「水」と「風」の本質  担当:細井信宏先生

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水と風の本質について、粘土と向かい合いながら、自分の身体を通して、学び、感じることができた。水を形づくっている時、風を出そうとしているとき、それぞれで感じ方の変化を体験し、人間の体の中にも水、風の要素があることを改めて実感した。

    • 3日間の体験、とても深く充実していました。粘土にふれて感じて、自分の特徴や欠点もみえてきたり、うまくいかない時に必ず先生が助言を下さったので、次に進む体験ができ、とても勉強になりました。エーテル体の水の要素が、とても重たい体験で、自分には少ない要素かなと感じ、2日目からずっと体と気持ちが重かったのですが、それも初めて経験する体験で学びになりました。ありがとうございました。
  • 自分でイメージを作りだすことにもっと苦労するのではないかと思っていましたが、意外にも自然にわき出てくるものがあり、また、他の人たちの作品を見たり、意見・感想を聞いてみて自分が持ってない視点に気付かされることが多くあり、とてもよかったです。
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