NPO法人京田辺シュタイナー学校

ユネスコスクールとESD

日本政府の提案で始まったESD(持続発展教育)

ESDは、「Education for Sustainable Development—持続可能な発展のための教育」の頭文字で、日本では“持続発展教育”とよんでいます。
2002年の“持続可能な開発に関する世界首脳会議(ヨハネスブルグサミット)"において日本が「ESDの10年」を提案し、同じ年の第57回国連総会で、2005年から2014年までの10年を「国連ESDの10年(DESD)」とすること、そしてユネスコ(国際連合教育科学文化機関)がその活動を主導することが採択されています。
現在、日本ではユネスコスクールのネットワークを活かしてESDの普及に取り組んでいます。

ユネスコスクール・ネットワーク加盟校の教員を対象とした海外研修が、
2009年9月20日~27日、ESD先進国スウェーデンで行われました。
当校からも教員1名が参加し、現地の教育機関、企業、ネイチャースク
ール等を訪問し、ESDの革新的・進歩的な取組を学んで帰国しました。
学校報『プラネッツ』に発表した研修の報告をご紹介します。
>スウェーデンでのユネスコスクール教職員交流プログラム報告

ESDが私たちの未来を創造する

では、ESD・持続発展教育とはどのような教育なのでしょうか。
それは、私たちが将来にわたって持続可能な社会を創っていくために共に考え、行動できる人間となるための様々な学びの総称と言えます。

 今までにもユネスコスクールでは
  1. 地球規模の問題に対する国連システムの理解
  2. 人権、民主主義の理解と促進 
  3. 異文化理解 
  4. 環境教育
という4つの基本分野に取り組んできました。

ESDはここに新たな分野として加わるのではなく、今までの取り組み全てにESDの問題意識と視点を持つことで、今までの具体的な学びを総合的に結び付け、より深い視野と思考、そして実際の行動へ導くものとして位置付けられています。

3年生 生活科 家づくり

 【基本的な考え方】
ESDは、持続可能な社会づくりのための担い手づくりです。  

 ESDの実施には、特に次の2つの観点が必要です。
  • -人格の発達や、自律心、判断力、責任感などの人間性を育むこと
  • -他人との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識し、「関わり」「つながり」を尊重できる個人を育むこと
環境教育、国際理解教育、基礎教育、人権教育等の持続可能な発展に関わる諸問題に対応する個別分野の取組のみではなく、様々な分野を多様な方法を用いてつなげ、総合的に取り組むことが重要です
日本ユネスコ国内委員会 持続発展教育 (ESD:Education for Sustainable Development)より



1年生 手仕事 指編みのマフラー

6年生 クラスオーケストラの練習
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